問題
一般的なプロジェクトには画面仕様書、詳細設計書、ソースコードなど、たくさん資料の資料があるが、引き継がれる側は何が大事な情報なのか、どの資料を見ればいいのかが、資料が多すぎるために分からず、
曖昧な状態のまま引き継いでしまい後で困るケースが多いような気がする。
解決
開発用資料の他に、引継ぎ用資料を仕様を一番理解している人物が作成し、誰に引き継いでも大丈夫なように引き継ぎのフローを整理する。
引継ぎフロー
- 仕様を一番理解している人に引き継ぐにあたって必要なことを一覧資料にしてもらう
⇒なるべく詳細にすると引継ぎ漏れが少なくなる。 - 資料をもらってから引継ぎ開始(あらかじめ期間を設定)
⇒作成してもらった資料を用いてサイト把握している期間にMTGを開き、サイトを見ながら実際の画面と照らし合わせて、 各機能の動作や関連ベンダとの連携等を説明してもらう。 - 引継ぎ完了、対応開始
⇒一覧資料にあるもの、そこから考えられるであろうものは対応、それ以外のものは別途相談させてもらいます。
メリット
[引き継ぐ側]- ・しっかり引き継ぐことで、後でつまらないことを何度も相談されるのを防ぐ。
- ・2人目以降の引継ぎをする人は、引継ぎ作業がかなり楽になる。
[引き継がれる側]
- ・どの情報が大事なのかが一目で分かるので、仕様調査・把握しやすい。
- ・何を引き継がれたことをハッキリさせることで、 それ以外の例外な仕事がふってきても相談しやすい。自分の身を守る!
デメリット
[引き継ぐ側]- ・はじめの引き継ぎ用資料を作るのが大変。
[引き継がれる側]
- ・優秀な上司でなければ、嫌な顔をされそう(笑)
- ・資料の更新が若干めんどくさい
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